- こカテゴリではリーダー食品乾燥機の「ご利用の実例」をご紹介しています。
- このページでは「干物乾燥機・魚乾燥機」として、フィリピンに輸出した例をご紹介いたします。
乾燥機の納品場所はフィリッピンの首都マニラ近郊
- この度、フィリピンに当社のリーダー食品乾燥機が輸出され、当社の黒田が組立・試運転に立会いました(2016年11月)
- 納品場所は首都マニラ近郊のマラボン市。当市はマニラから北に約10キロ、マニラ首都圏で人口密度が最も高い地区だそうです。道中のマニラ港湾周辺はまだスラムのような町並みが多く、観光客は避けるべき場所とのこと。
納品先はマラボン市の水産加工会社 S社様
- マラボン市の水産加工会社、S社様に干物乾燥機としてリーダー食品乾燥機ST-60を2台納品します。
- S社様の外観です。高い塀に囲まれています。従業員は左のドアから入りますが、その前に小窓からガードマンにチェックされます。セキュリティが厳重ですが、フィリピンでは常識です!
干物乾燥機の組立
- 会社までの道中の風景とは一変して、S社の工場は近代的で衛生管理もしっかりしています。
- リーダー食品乾燥機 ST60(軽油バーナー仕様)が2台、輸出梱包されて届いていました。さっそく工場従業員の皆さんと乾燥機を組立てます。指導する黒田には会社のロゴ入りTシャツ、スラックス、ヘアキャップ、それに長靴が一式で貸与されました!
干物乾燥機の組立完了。
- 従業員がキビキビ働き、分からない時はちゃんと聞きに来るのに常務は感動!S社様はフィリピンでは格別に管理がしっかりしている会社だと感じました。
- 乾燥機の組立てが、無事完了したので、幹部の方たちと記念写真を撮りました。2台のリーダー食品乾燥機が干物乾燥機として稼働します。
試運転を兼ねて乾燥試験(フィリッピンの干物)
- 日本では半生の一夜干しが主流ですが、フィリピンでは完干し(煮干しのように常温で保存出来る程度まで乾燥した干物)が大量販売に適しています。フィリッピンではまだ冷凍輸送はもちろん、冷蔵輸送も未発達で、流通は常温輸送が主流だからです。家庭でも冷蔵庫はそれほど普及していません。
- スタッフたちは水揚げされた魚の加工をするのはお手の物のようで、手早く試験乾燥用の魚を開いて行きます。
- 「この魚は日本ではマルアジと言うんです」と常務は驚きながら経営幹部の方に説明しましたが、フィリピンでは豊富に水揚げされる魚だそうです。下の画像は乾燥試験したマルアジの開き干し。全長約17センチ。
- これも日本にいる魚、甘鯛です。下の画像は試験乾燥した甘鯛の開き干しです。全長約15センチ。
- この魚はどうみてもカタクチ鰯です。塩茹でしてから乾燥すると日本のイリコですが、当地では生のまま乾燥します。下画像はカタクチイワシの丸干し(平均全長約6センチ)。
試運転・乾燥試験が無事終了
- 試運転・試験乾燥が無事終了しました。立ち会った全員で記念写真。フィリピンの人は皆さん親日家で、フレンドリーです。
歓迎の会席に招待されました
- 経営幹部の皆さんから歓迎会に招待されました。誠にありがとうございます。
- 実はS社様では以前、韓国製の電気乾燥機を導入されたそうです。しかし全く乾燥できず、失望されたとの由。当社リーダー食品乾燥機での仕上げの良さに大満足されてました!
- 歓迎会が催されたシーフードレストランで、その時出た活きの伊勢海老(生簀から取り出したばかり、全長50センチはありました)。大変美味しかったです。重ねてお礼申し上げます。