- 産業用乾燥機は、お客さまのご要望に応じて設計製作するオーダーメイド乾燥機です。
- このページでは産業用乾燥機の中で「産業用乾燥装置」の実例をご紹介しています。業界によっては「乾燥機」のことを「乾燥装置」と呼びますが、ほぼ同じ意味です。
大型電気式乾燥装置(産業用乾燥機)
- 用途と特長
- 用途:特殊紙管の乾燥
- 特長: A社様に納入した大型の電気式紙管乾燥機(2台)。この乾燥機は各々が独立して制御できる左右2つの乾燥室を有します。各乾燥室には紙管専用の台車を2段積みで3列収容できます(合計12台)
乾燥機の熱源は電気ヒーター、送風機は静圧の高いエアホイルファンを使っています。乾燥温度は通常70℃です 。
- 主な仕様
- 【型式】 電気式並行流型乾燥機
【外形寸法】7085(L)×2990(W)×2875(H)
【乾燥室数】2室(個別制御)
【乾燥室内寸】5100(L)×1380(W)×2450(H)×2
【収容量】 専用台車2段積×3×2室=12台車
【乾燥温度】70℃【乾燥対象】紙管
【熱源】電気ヒーター【送風機】エアホイルファン
【温度調節】デジタル式【風量調節】インバーター
- 乾燥機の画像と説明
- ▲納入先での据付設置作業▲同型機を2台納入しました▲据付は大型クレーンです。搬送した大型トレーラーから慎重に下します。▲当社工場での2台の乾燥機の組立調整作業風景▲扉を開いた所、独立した2つの乾燥室に各2段積台車を3列収容できます。▲後部に2台の操作盤を設置。本体内部に電気ヒーターと送風機を2セット収容しています。▲大型発電機を使い、納入先と同じ50Hzで乾燥機の試運転と性能試験を行っています。▲計測器のディスプレイ
台車スルー型乾燥装置(産業用乾燥機)
- 用途と特長
- 用途:プラスチックコンテナの洗浄後乾燥
- 特長:産業用スルータイプ乾燥機です。 前ドアから台車にのせた乾燥物を乾燥室内に入れ、乾燥終了後は後ドアから取出せます。(据付場所にピットが必要)また、この乾燥機では乾燥物に合わせて熱風を「上吹出し」と「横吹き出し」の2通りに切替て使用することができます。
- 主な仕様
- 熱風発生装置:上部据置型間熱式 送風機:50cm有圧換気扇*2 熱源:灯油バーナー。
乾燥室:スルータイプ ステンレス仕様 使用温度:80~90℃
- 乾燥機の画像と説明
- ▲工場での組立て作業風景。▲ 前後のドアを開いたところ。 台車がスルーします。
パレット用電気乾燥機(産業用乾燥装置)
- 用途と特徴
- 用途:物流用平パレット(プラスチックパレット)の乾燥
- 特長:パレットが雨などで濡れたまま荷物を乗せると荷物まで濡れてしまいます。ダンボールの場合、水に濡れると不良になります。このパレット専用乾燥機により、濡れた平パレット(プラパレ)の表面(荷物の乗る面)の水滴(水分)を乾燥することができます。
- 主な仕様
- 方式:循環式電気乾燥 処理量:平パレット10枚
主要素材:本体SS 棚SUS304
使用総電力:15Kw/3相200V 熱源:電気ヒーター 最大使用温度:80℃
- 乾燥機の画像と説明
- ▲乾燥機の外観。乾燥室下部から熱風を吹きあげてパレットを乾燥します。▲平パレットをカセット式に縦に10枚、ステンレス棚に差込み収納します。
通気式電気乾燥機(産業用乾燥装置)
- 用途と特長
- 用途:鉄道車両で使われるフィルターユニット洗浄後の乾燥用です。
- 特長:通気式の小型電気乾燥機(乾燥装置)。2段の棚にフィルターを直接載せ、熱風乾燥します。
- 主な仕様
- 外形寸法:1550*1300*1815
[乾燥室] 材質:SUS304 断熱材:40tグラスウール 棚:2段(フィルター12枚収容)
[熱風発生装置] ヒーター:コイルfinヒーター37.8KW 材質SUS304
送風機:有圧換気扇0.1KW
- 乾燥機の画像と説明
- ▲左側面から見た外観。側面上部の開口部は吸気口▲ドアを開いた状態。乾燥室内部には仕切り棚がある。フィルターを6枚*2段=12枚収容する。▲乾燥対象のステンレスフィルターユニット(プリーツ型:670*640*120)
電気式並行流乾燥機(工業用乾燥装置)
- 用途と特徴
- 用途:ビーズの着色・メッキ乾燥用
- 特長:躯体のコンパクト化を図るために、熱風発生装置を乾燥室の上下に配置した電気式並行流乾燥装置。(循環式)
- 主な仕様
- 形式:棚式並行流電気乾燥装置
外形寸法:1345*980*1990 乾燥室内寸:660*735*1050
最高使用温度:120℃ 棚数:12段
熱源:コイルfinヒーター(10KW*2) 送風機:シロッコfan(0.4KW*2)
- 乾燥機の画像と説明
- ▲本体外観▲組立途中の外観。上下にシロッコファンが配置されていることがわかります。
ワンパス式蒸気乾燥機(工業用乾燥装置)
- 用途と特長
- 用途:試験フイルムなどの溶剤乾燥
- 特長:棚式並行流型乾燥機です。溶剤を乾燥するため、風の流れはワンパスで、乾燥空気はすべて排気します。熱源はスチームで、温度調節は圧力バルブによる手動制御です。
- 主な仕様
- 形式:ワンパス型蒸気乾燥機
熱源:エロフィンヒーター(0.3MpaG) 送風機:安増型ターボファン 電圧:3相200V
メインフィルター:CPフィルター 送風機フィルター:cleanフィルター
制御盤:エアーバージ仕様
棚数:2列4段(専用トレイ8枚収容)
- 乾燥機の画像と説明
- ▲全体外観▲後方より▲乾燥室(SUS304)内部
汎用熱風発生装置(産業用乾燥装置)
- 用途と特長
- 用途:染糸の乾燥
- 特長:既存乾燥室用(約25㎡)の熱風発生装置です。
- 主な仕様
- 型式:間熱式熱風発生装置
主要材質:SPCC
熱源:オイルバーナー5.5ガロン 使用温度:60℃
送風機:斜流ファン 2.2Kw 最大風量:147Pa 195m3/min
風量調節:インバーター
- 定義項目3
- ▲屋外に設置した熱風発生装置▲乾燥室内部(既存建屋)
熱風発生装置(産業用乾燥装置)
- 特長
- 汎用熱風発生機(最高200℃)。 乾燥室は用途に合わせて別途製作します。
- 主な仕様
- 型式:間熱式熱風発生装置
材質:本体SUS304 火炉SPHC
総電力:1kw/三相200V
熱源:灯油バーナー 温度調節:デジタル式
送風機:高圧型 7.7M3/min×2 風量調節:インバーター式
- 乾燥機の画像と説明
- ▲斜め左からみた外観。左側面下部に熱風吹出口が見えます。