コンベア乾燥炉(産業用乾燥機の事例)

  • 産業用乾燥機は、お客さまのご要望に応じて設計製作するオーダーメイド乾燥機です。
  • このページでは産業用乾燥機の中で「コンベア乾燥炉・インライン乾燥装置」の実例をご紹介しています。

 インライン加熱装置(工業用乾燥装置)

目的と特長
目的:熱風加熱により、接着部品の乾燥時間を短縮し、インライン化すること
特長:蒸気式インライン加熱装置(コンベア乾燥炉)です。熱源を蒸気にし、爆発や火災などに対する基本安全性を高めています。
主な仕様
形式:熱風循環式コンベア乾燥炉
外形寸法:8000*1685*2050 コンベア長:7690
熱源:蒸気エロフィンヒーター(88KW) 送風機:シロッコファン(1KW)
制御:インバーター(コンベア風量)
最高使用温度:50℃
コンベア滞留時間:2~2.5時間
乾燥機の画像と説明
▲組立中のコンベア乾燥炉。出口側▲組立中のコンベア乾燥炉。入口側。循環ダクトが見える。▲乾燥炉内のSUSバーコンベア。乾燥炉の内装はSUS製です。

 インラインローラー搬送式硬化炉(工業用乾燥機)

用途と特長
用途:樹脂充填材の硬化用乾燥炉(硬化炉)
特長:インラインで作業が出来るよう、ラインと同高のローラーコンベアを炉内に装備している。前後部にはギャモーター駆動の昇降扉が取り付けてある。ワークの入出庫は手動で行なう。硬化に60分かかるので、作業上は問題ない
主な仕様
【概要】
形式:インラインローラー搬送式硬化炉
外形寸法:2300*966*2282 硬化炉有効内寸:2150*765*300
主要素材:SS 耐熱塗装 使用総電力/電圧:40KW/3相200V
使用温度:100℃~120℃
【熱風発生装置】方式:熱風循環式 熱源:コイルフィンヒーター 35KW
送風機:エアーホイルファン0.4Kw*2台
【制御装置】 温度制御:オムロン製デジタル温度調節器 SSR駆動 PID制御
安全装置:ハイカット用デジタル温度調節器 過熱防止サーモスタット(200℃)
扉昇降制御:ギャモーター駆動(手動開閉)光電センサー安全装置付
定義項目3
▲出口側から見た硬化炉。内部の搬送ローラーが見える。乾燥完了すると緑色表示灯が点灯する。昇降扉の開閉はギャモーター駆動による手動操作。▲発電機(手前の機械)を使って、試運転作業。▲昇降扉を閉め、6打点温度測定器により、温度分布の測定をしている。

 コンベア焼成炉・乾燥炉(工業用乾燥機)

用途と特長
用途:チタン焼成・乾燥
特長:工業用コンベア焼成炉+乾燥炉+冷却コンベア。コンベア式で連続焼成ができ、生産ラインに組み込める利点があります
構成
機械構成:焼成炉(500℃) 熱源:電気ヒーター
乾燥炉、冷却コンベア
乾燥機の画像と説明
▲乾燥炉▲焼成炉